アブストラクト(49巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Medical-grade collagen peptide in injectables provides antioxidant protection
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 岡田康江
Authors(kana) : おかだやすえ
Organization : 神奈川歯科大学生体管理医学講座薬理学分野
Journal : 神奈川歯学
Volume : 49
Number : 1
Page : 82-83
Year/Month : 2014 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」現在, 臨床現場ではカプセル, 乳剤, 注射剤のような様々な剤形の薬剤が用いられている. 特に, 注射剤は外科手術や集中治療室などで頻繁に用いられているが, 紫外線や空気中の酸素による酸化に絶えずさらされており, 薬剤の酸化劣化の一因になると示唆される. 医療用コラーゲンペプチド : Nippi High Grade Gelatin Type AP"(AP)は, コラーゲンから熱で抽出した日本薬局方15改正に登録されている局方品であり, 有効成分が注射剤中での安定性の維持, またバイアルやアンプルの表面に吸着するのを防止するために, 頻繁に用いられている添加物である. APの代表的な使用例は, 眼科の保護剤, 局所癌治療のための注射分散用, 抗生物質を運ぶスポンジ, タンパク薬を入れたミニペレットなどである. しかし, これまでに薬剤中のAPの抗酸化作用に対する研究はなされていない.
Practice : 歯科学
Keywords :