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アブストラクト(46巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | DNA分析による異同識別および身元確認の識別精度向上について |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 西村和真 |
Authors(kana) : | にしむらかずま |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 46 |
Number : | 2 |
Page : | 194-195 |
Year/Month : | 2011 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 【論文内容要旨】 日本国内におけるDNA鑑定では15ローカスの常染色体上のSTR分析が主流であり, 異同識別と血縁関係の推定に大いに活用されている. しかしながら試料の状態によっては15ローカスのSTR型情報が取得できない, あるいは身元確認における遺族との組み合わせによっては十分な精度が確保されないことが問題の1つである. とくに片親, 同胞鑑定において, 警察庁指定の15ローカスのSTR検査試薬であるAmpflSTR Identifiler Kit(Applied Biosystems, USA)(IF)のみでは血縁関係を判断するに足る尤度比(likelihood ratio)(LR)が得られず, 判定が困難なケースがしばしば存在する. 本研究では, Mini STR分析が可能なAmpflSTR Minifiler Kit(Applied Biosistems)(MF), また, Europian Recommended LociのMini STR 5ローカスとGerman National Databaseで必要なSE33(ACTBP2)を含む常染色体STR16ローカスの検査キットであるPowerPlex ESX 17 System(Promega, USA)(ESX)を用いてMini STR分析と検査対象ローカスの拡張により限りある鑑定試料からできる限り多くのSTR型情報を得て異同識別及び身元確認の精度を高めることを目的とし, 実務上の有用性について探ることとした. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |