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アブストラクト(42巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 脳内活性酸素・フリーラジカルによる酸化ストレスを指標とした咬合によるストレス減弱効果 |
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Subtitle : | 学位申請論文 |
Authors : | 三宅真次郎 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 神奈川歯科大学成長発達歯科学講座歯科矯正学分野 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 42 |
Number : | 1 |
Page : | 55-67 |
Year/Month : | 2007 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 緒言 Selye H.は, 外界から加わる様々な刺激に対して生体が非特異的な反応を示すことを, 1936年に全身適応症候群として報告した1). この全身適応症候群がいわゆるストレス反応である. ストレスは現代社会において大きな問題の1つであり, 実際急性ストレスの例としては, 阪神淡路大震災の時に循環器疾患が増大したことや2), ロサンゼルス大地震, 湾岸戦争でも同様の現象が見られたことが報告されている3). また, 心血管系の疾患のみならず, 糖尿病などの生活習慣病との関連や4~6), 海馬のlong term potentiation現象に影響し, 認知・判断能力が変容することも示されている7). すなわち, ストレスが全身に及ぼす影響を解明することは, 精神神経疾患のみならず様々な疾患, 特に生活習慣病の治療に繋がる可能性を有していると考えられる. 一方, ブラキシズムをはじめとする咀嚼器官の活性化は末梢効果器と中枢神経系の接続調整機能であると示唆され8), ストレスの生体反応に対する咬合機能の影響について咀嚼器官の攻撃性発現という観点から検討した結果が報告されている9~12). |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : | Biting, Restraint stress, Electron spin resonance, Nitric oxide selective electrode |