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アブストラクト(32巻3/4号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 実験的咬合性外傷時におけるイヌ歯根膜血管の初期変化について |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 桐ヶ谷理 |
Authors(kana) : | きりがやまこと |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔解剖学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 32 |
Number : | 3/4 |
Page : | 286-287 |
Year/Month : | 1997 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」 咬合性外傷は, 歯科臨床において多くの問題を惹き起こす要因としても注目されている. 咬合性外傷の一般的初期症状は疼痛であると言われているが, この感覚は非常に主観的であり, 個人差が大きい. このため, 疼痛を感じるまでには, 歯根膜血管網において広範囲にわたり循環障害が起こっている可能性があると思われる. この点, 咬合性外傷の極めて初期の歯根膜血管網に関する充分な検索はなされていない. そこで, 歯根膜血管は咬合性外傷によってどのような影響を受けるかを明らかにする目的で, 実験的にイヌの咬合高径を高めることにより, 咬合性外傷を惹き起こさせ, 受傷初期の歯根膜血管の経時的変化を血管鋳型ならびに病理組織学的に走査型電子顕微鏡下で観察し以下の結果を得た. (1) 対照群の正常なイヌ歯根膜血管網は, 歯根側に毛細血管網と歯槽骨側に細動・静脈網の二層から構成されていた. また, 細静脈の血管内壁は平滑で内皮細胞の輪郭が不定形な四角形であった. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |