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アブストラクト(30巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | ハムスター顎下腺主導管の形態学的研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 秋本公美 |
Authors(kana) : | あきもとくみ |
Organization : | 神奈川歯科大学口腔組織学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 30 |
Number : | 1 |
Page : | 115-116 |
Year/Month : | 1995 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」 唾液腺線条部導管は水分, 無機イオンの吸収, 添加を行い唾液成分調整に関与していることが知られている. また顎下腺主導管も同様な機能を有し, 唾液の最終成分調整に大きく関与していることが報告されている. しかしその形態学的研究は極めて限局されている. また同じ齧歯類であるハムスターの線条部導管はラットのものより短いとの報告があり, 本研究ではその点を考慮して種々の点において, ハムスターとラットの顎下腺主導管を比較した. 方法として透過型及び走査型電子顕微鏡を用いてハムスター顎下腺主導管中の上皮細胞及び粘膜固有層中の毛細血管の構造を検索した. また毛細血管内壁中の小孔の数, 上皮細胞と毛細血管基底膜との最短距離を画像解析装置を用いて検索し, ラットの結果と比較した. その結果, ハムスター顎下腺主導管上皮細胞の基底線条はラットのものより発達していた. また上皮直下の毛細血管の内皮細胞10μm2あたりの小孔の数はラットのものより著しく多く, しかも上皮と毛細血管までの距離はラットのものより短かった. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |