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アブストラクト(30巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 開閉口運動における下顎頭の回転および滑走運動に関する研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 畠山夕子 |
Authors(kana) : | はたけやまゆうこ |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科矯正学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 30 |
Number : | 1 |
Page : | 105-106 |
Year/Month : | 1995 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」 歯科治療における咬合の不正の改善は単に歯列や上下顎の歯の嵌合の形態を改善するのみでなく, 顎関節の機能と調和する咬合機能を完成することが重要であることは言うまでもない. 下顎の運動, とくに開閉口運動は下顎頭の回転および滑走運動により行われるが, 咬合の不正がそれらの運動にどのように影響するのか, また顎顔面骨格形態と下顎頭の回転, 滑走運動とがどのように関連しているのかについては不明な点が多い. 本研究では, コンピューターアキシオグラフを用いて不正咬合者43名, 86関節における下顎の開閉口運動時の下顎頭の回転および滑走運動の発現様相と, 顎顔面骨格形態との関係について検討した. その結果, 次のような結論を得た. 1) 開口運動時の最大回転量は, 正常咬合者に比べ開咬障害群では有意に少なかった. 2) 開口運動時の最大滑走量は, 開口障害群および機能正常群さらに正常咬合者のそれぞれの間で有意の差が認められた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |