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アブストラクト(29巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 口腔前癌病変の悪性化潜在能に関する研究 - 核DNA量, 核面積の細胞測光による検討 - |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 井上聡 |
Authors(kana) : | いのうえさとし |
Organization : | 神奈川歯科大学口腔外科学教室第2講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 29 |
Number : | 1 |
Page : | 70-71 |
Year/Month : | 1994 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 本研究は, 口腔前癌病変の悪性化潜在能の予測および初期癌との鑑別のための客観的指標を得ることを目的として, 口腔前癌病変の核DNA量, 核面積を細胞化学的に定量し, 正常口腔粘膜上皮, 扁平上皮癌のそれと比較検討した. 口腔前癌病変の内訳は白板症26例, 紅板症4例である. その結果, (1)正常粘膜上皮の核DNA量ヒストグラムは2倍体すなわち2C域(1.5C~2.4C)に高いmodal peakをもち(diploidy pattern), 4C以上の細胞は3%以下であった. 核DNA量の平均は1.88C(±0.20), その分散は0.18(±0.14)であった. 核面積は平均41.1μ2(±7.66), その分散は57.6(±20.3)であり, 核DNA-核面積散布図では2C域, 30~50μ2の範囲に細胞の集積がみられた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |