- HOME
- > 一般の方
- > バックナンバー:神奈川歯学
- > 26巻1号
- > アブストラクト
アブストラクト(26巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | Hamster Cheek Pouch微小循環系における血管反射 |
---|---|
Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 若杉好文 |
Authors(kana) : | わかすぎよしふみ |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科薬理学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 26 |
Number : | 1 |
Page : | 87-88 |
Year/Month : | 1991 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 口腔内は他の諸器官と比較して, 日常食生活上の外来性環境変化を頻繁に感受しており, これらの環境変化が口腔内微小循環系に及ぼす影響を検討することは興味深い. 本研究は, 外来性刺激の最も基本的因子としてpHと温度を選び, これに対する微小血管径の変化をhamster cheek pouchの伸展標本を用い検討したものである. そして, その結果と併せて, 刺激側での反応が対側でどのような反応として現われるかを評価した. 1. small arteryは, 37℃から高温側で拡張し, 低温側では収縮した. この反応には温度依存性がみられた. 2. small arteryは, pH 7.35から酸性側でもそしてアルカリ側でも拡張した. この反応にはそれぞれpH依存性がみられた. 3. 高温刺激として45℃, 低温刺激として14℃, アルカリ刺激としてpH 8.5, 酸刺激としてpH 5.85をそれぞれ設定して一側を刺激すると, 対側にも同様の反応が一定の潜伏時間を経てみられた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |