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アブストラクト(25巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 矯正的移動に伴う有髄歯と根充歯の根吸収 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 佐藤巌 |
Authors(kana) : | さとういわお |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科矯正学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 25 |
Number : | 1 |
Page : | 164-166 |
Year/Month : | 1990 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 矯正治療において歯を移動する際には, 加えられた矯正力に対応して骨の改造が起こる. これは歯根膜を介して行われるので, 歯周組織が健全であることが求められる. 矯正力に対する歯周組織の反応については20世紀初頭から数々の実験が行われ, 得られた多くの知見によって歯科矯正学に今日の隆盛がもたらされている. 最近の傾向として, 成人を対象とする矯正治療が散見されるようになってきたが, 歯周組織の健康度の低下とともに, 歯自体の状態の悪さにも一抹の不安が残されている. すなわち, 無髄歯の移動が健全歯と同等に行われ得るものか, ということである. 経験的には可能と看做されているが, 過去の文献を渉猟してみても, 系統的な研究は行われた形跡がない. 本研究は, 無髄歯に矯正力を加えたとき, 歯根表面にどのような変化が生じるかを調べ, 矯正臨床での一指針を得ようとしたものである. 実験動物として, 6週齢(180~200g)のWistar系ラット150匹を用いた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |