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アブストラクト(25巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | フッ素 - ランタン二段処理法による乳歯象牙質の難溶化に関する研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 久保田守 |
Authors(kana) : | くぼたまもる |
Organization : | 神奈川歯科大学小児歯科学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 25 |
Number : | 1 |
Page : | 119-121 |
Year/Month : | 1990 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 近年, 乳歯う蝕は減少傾向にあるが, 小児の口腔と全身の健全な発達および発育に悪影響を及ぼす疾患である. 3歳児におけるう蝕有病者率は72%に達しており, しかも処置完了者率は2%にしか過ぎないのが現状である. そこでう蝕予防という観点からだけでなく, う蝕抑制という観点からもより効果的なフッ化物の応用が期待されている. 歯質の耐酸性の向上という観点から希土類フッ化物に着目し, APF溶液処理(F処理)後, 続いて塩化ランタン溶液で処理(La処理)するフッ素-ランタン二段処理法(F-La処理)が報告されている. この方法は, 歯質表面に難溶性の非晶質フッ化ランタンを生成させるもので, 歯質を着色することなく, F処理単独より飛躍的に歯質の耐酸性を向上させるものである. 本研究は, このF-La処理の臨床応用のため, ヒト抜去乳歯象牙質を検討した. 健全な乳犬歯の唇側エナメル質を削去し象牙質を露出させ, nail varnishにて3×3mm2のwindowを作製し試料とした. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |