- HOME
- > 一般の方
- > バックナンバー:神奈川歯学
- > 25巻1号
- > アブストラクト
アブストラクト(25巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 根尖病巣の成立および増大に関する細菌関与についての研究 |
---|---|
Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 村田眞 |
Authors(kana) : | むらたまこと |
Organization : | 神奈川歯科大学口腔外科学第1教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 25 |
Number : | 1 |
Page : | 115-116 |
Year/Month : | 1990 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 根尖病巣は感染根管内の細菌によって形成するといわれてきたが, 病巣内の細菌とその組織像や免疫反応との関係についての研究は少ない. 著者は各種染色法と免疫組織化学染色を用いてこれらについて検索した. 材料は抜歯や歯根端切除術にて得られた99病巣でH・E, Weigert, Grocotto, Gramの各染色を施した. また28病巣については酵素抗体法を用いて病巣中に浸潤している細胞の表面抗原をCD4, CD8, CD11, CD22について検索した. また臨床症状もあわせて記録した. この結果, 56.6%が細菌陽性で, 歯根肉芽腫では各炎症段階が移行, 混在しているものに多く, 瘢痕での陽性率が高かった. 歯根嚢胞では炎症の程度による差はみられず, またその局在は, 肉芽腫では外層周辺部, 嚢胞では内腔と炎症の慢性および修復部分に多くみられた. 細菌の種類をみると球菌類が最も多く, 以下桿菌類, 真菌類, 放線菌の順であった. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |