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アブストラクト(23巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 下顎右側大臼歯部に2歯の埋伏臼旁歯を認めた一例 |
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Subtitle : | 症例 |
Authors : | 熊坂純雄, 秀島潔, 進士久明, 日笠理絵, 久保田守, 内村登, 檜垣旺夫 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 神奈川歯科大学小児歯科学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 23 |
Number : | 3 |
Page : | 417-423 |
Year/Month : | 1988 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「緒言」日常の臨床において遭遇する歯数異常には, 歯数過多と歯数不足があり, 一般に, 歯数過多は歯数不足より少ないと言われている. 歯数不足の成因には, 病理学的原因, 個体変異および系統発生学的退化が挙げられる. 一方, 歯数過多の成因に関しては, 系統発生学的隔世遺伝(先祖がえり), 歯胚過剰説および歯胚分離などが考えられているが, いまだ不明な点が多い. 過剰歯の発現頻度は, Stafneが0.91%・栃原が0.43%・住谷が0.47%・岡本が0.57%と報告している. また, 好発部位は上顎前歯部, 次いで上顎大臼歯部, 下顎小臼歯部, 下顎大臼歯部の順であるといわれ, 上下顎別では, 下顎は上顎に比較して非常に少ないとされている. 今回, 我々は, 発現頻度の低い下顎大臼歯部に2歯の埋伏過剰歯がみられた症例を経験したので, その概要をここに述べ, 先人の報告に追補したい. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : | 過剰歯, 下顎大臼歯部, 臼旁歯, 臼後歯 |