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アブストラクト(22巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | A Morphological Study on Cellular Kinetics at Bone Remodeling Sites of Mouse Calvaria Using a Modified Tannin-Ferrocyanide・OsO4 Metbod |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 蘇正堯 |
Authors(kana) : | そせいぎょう |
Organization : | |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 22 |
Number : | 3 |
Page : | 557-558 |
Year/Month : | 1987 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」本染色法は骨の改造に関与する細胞の転形過程における形態学的分類を可能にした. この染色法を応用することによって, 骨改造部に出現する細胞の動態を経時的に電顕レベルにて観察し, 骨改造部でみられる細胞群とその周囲血管との係りについても検索した. Ferrocyanide-reduced OsO4染色法(Karnovsky, 1971)は電顕レベルでの骨形成細胞の鑑別は容易であるが, 破骨細胞と前破骨細胞の転形過程における同定はむずかしく, 骨改造部にみられる各細胞の係りについても十分な観察ができなかった. そこでこの方法を改良し, (1)2.5%グルタールアルデヒドで前固定, (2)1%タンニン酸と1.5%フェロシャン化カリの混合液に90分浸漬, (3)1%オスミウム酸で後固定を行った. この方法を用いて, 妊娠16日目から生後3日目までのマウス頭頂骨を用いて, 非脱灰切片にて骨改造部を観察した結果, 破骨細胞は, 強い染色性を示し, 暗調の細胞として現われ, 骨形成細胞すなわち前骨芽細胞と骨芽細胞は染色性が弱く, 破骨細胞に比べ明調な細胞として観察された. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |