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アブストラクト(22巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 同胞間に現れた乳切歯および代生歯欠如例 |
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Subtitle : | 症例 |
Authors : | 本間秋彦, 木本茂成, 浜田作光, 葉山淑人, 丹下貴司, 熊坂純雄, 檜垣旺夫 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 神奈川歯科大学小児歯科学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 22 |
Number : | 3 |
Page : | 539-545 |
Year/Month : | 1987 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「緒言」歯数の異常には不足と過剰とがあり, 歯数過剰より不足の方が発生頻度は高いものの, 永久歯に比較して乳歯の発現頻度は少ないと言われている. 先天性欠如の原因としては, 系統発生学的退化現象, 歯の発育早期における強い栄養障害, 循環障害および遺伝的要因が挙げられている. 先天的欠如を癒合歯とともに系統発生学的退化現象ととらえるならば, 発生頻度の報告が年次的に増加傾向を示していることの説明も容易である. 一方, 親子あるいは同胞間での欠如を報告した症例も認められ, 遺伝的要因も強いと考えられる. 著者らは, 三兄弟に現れた乳側切歯およびその代生歯胚欠如例を報告するとともに, 乳歯欠如とその代生歯胚との関係を含めて若干の知見を述べ, 先人の業績に追補する. 「症例」「症例1」患者:奈○由○子 長女 昭和54年7月13日生 初診:昭和60年9月18日 6歳4ヵ月 主訴:齲蝕処置および口腔衛生指導を希望. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : | 先天性欠如, 系統発生学的退化現象, 遺伝的要因 |