アブストラクト(22巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Actinomyces viscosusによるヒト末梢血リンパ球の活性化についての研究
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 笹倉裕一
Authors(kana) : ささくらゆういち
Organization : 神奈川歯科大学口腔外科学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 22
Number : 1
Page : 245-246
Year/Month : 1987 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」超音波処理されたActinomyces viscosus可溶性成分(AVsup)の免疫系に対する作用は, 動物およびヒトでいろいろと評価されている. マウスのリンパ球を使用した系ではAVsupはT細胞の関与なくB細胞に作用し, 形質細胞に分化させることができるが, ヒトにおいてはT細胞依存性にB細胞を形質細胞に分化させるという報告がある. 今回の実験は, AVsupがヒトにおいてT細胞依存性のB細胞mitogenなのか, また, それはT細胞にどのような影響があるのかを知るために行った. 実験材料および方法は, ヒト末梢静脈血からまず単核白血球を分画し単核細胞画分とした. さらにそれをT細胞(E-レセプター陽性細胞)画分, B細胞(レセプター陰性細胞)画分に分離した. それぞれの画分にAVsup, またこれと同様の処理をされたActinomyces israelii可溶性成分(AI sup), Streptococcus pyogenes菌体成分由来のOK-432, およびPWMを作用させ72時間培養を行いDNA合成能を評価した.
Practice : 歯科学
Keywords :