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アブストラクト(21巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | An In Vitro Study on the Effects of Various Agents for Dentin Permeability |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 高橋昭記 |
Authors(kana) : | たかはしあきのり |
Organization : | 神奈川歯科大学口腔衛生学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 21 |
Number : | 1 |
Page : | 129-131 |
Year/Month : | 1986 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」冷水などを口にふくんだ時に歯がしみるのを経験することがあるが, これを臨床症状に因んで, 「象牙質知覚過敏症」と名付けている. この原因については, 咬耗, 摩耗などによるエナメル質またはセメント質の消失, あるいは歯肉の退縮の結果象牙質が露出し, しかも象牙細管が開口状態にあるといわれている. このような時, 歯髄は直接外界の熱的, 化学的, 物理的刺激を受けやすくなり, 一過性の非常に不快な痛みを生ずる. この痛みは, 通常, 時間の経過とともに, 修復象牙質の形成や唾液由来の石灰塩の沈着などの生体側の防御反応で自然治癒することがある. 象牙質表面に加えられた刺激の伝達機構としては, (1) 象牙細管神経分布説, (2) 象牙芽細胞痛覚受容器説, (3) 動水力学説の3説があるが, 現在, (3)の説が最も有力な説とされている. 著者は動水力学説に基づいて, 象牙細管の液透過性の抑制という観点から, 象牙細管を狭窄あるいは閉塞するのに有効な新しい化合物を探索した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |