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アブストラクト(18巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | LPSによる実験的歯周疾患の基礎的研究 (1) 実験モデルの作製およびその形態的変化 (2) 培養骨にたいするLPSおよびMacrophageの影響 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 梅津彰 |
Authors(kana) : | うめづあきら |
Organization : | |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 18 |
Number : | 3 |
Page : | 368-370 |
Year/Month : | 1983 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 歯周疾患における歯槽骨吸収は, グラム陰性菌の細胞壁成分であるLipopolysaccharides(LPS)の関与がとくに重要視されてきている. 本研究は骨吸収にたいするLPSの影響をin vivo, in vitroの両面から検索したものである. しかし, LPSには多彩な生物学的活性があり, とくに, そのショック作用, シュワルツマン反応惹起作用, 発熱作用などが惹き起こされるために, LPSを生体の局所に長期間作用させることは非常に困難であるとされてきた. したがって, LPSを歯肉に長期間作用させることによる歯周組織変化の検討は試みられていない. 本実験では, この問題の解決から着手し下記の結果を得た. 1)LPSの適量を決定することにより, LPSを長期間(17日間)ラットの歯肉に連続接種することが可能となった. LPSの実験的歯周疾患モデルを確立したことになる. 2)LPSはラット歯肉組織に急性炎症を生起させ, また, 用量依存性および回数依存性に破骨細胞を高頻度に出現させた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |