アブストラクト（18巻1号：神奈川歯学）

神奈川歯学

Japanese

Title　： ラット顎下腺マイクロゾーム5α-Reductaseの性質
Subtitle　： 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors　： 高木忠雄
Authors（kana）　： たかぎただお
Organization　： 神奈川歯科大学生化学教室
Journal　： 神奈川歯学
Volume　： 18
Number　： 1
Page　： 107-109
Year/Month　： 1983 / 6
Article　： 報告
Publisher　： 神奈川歯科大学学会
Abstract　： 「論文内容の要旨」 ラット顎下腺の性差についてのkey enzymeと考えられる5α-reductase(5α-R)の性質を通して, ラット顎下腺のandrogen依存性の生理的意義を把握しようと試みた. すなわち, ラット顎下腺マイクロゾーム中の5α-Rにおよぼす各種ホルモンおよびホルモン様物質の影響を, in vitroで検討した. 5α-R活性にたいする各種物質の作用効果は, 4C-testosteroneを基質とし, これと雄雌マウスの顎下腺マイクロゾームおよび各種添加物質とインキュベートしてえられた14C-代謝物量から判定した. ラット顎下腺におけるtestosteroneの最終代謝産物である5α-androstane-3α,17β-diol(3α-Diol)は, 5α-Rにたいして阻害(競合性阻害)を示した. 顎下腺内でandrogenと同調した動きをしているproteaseも, 5α-R活性を阻害した.
Practice　： 歯科学
Keywords　：