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アブストラクト(17巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 総義歯患者の統計調査と経過観察 |
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Subtitle : | 臨床 |
Authors : | 野沢正仁, 瓜生厚, 永田康文, 荒川秀樹, 柏田英人, 清水忠, 浮谷實 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 神奈川歯科大学補綴学教室第II講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 17 |
Number : | 2 |
Page : | 309-313 |
Year/Month : | 1982 / 9 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「はじめに」 歯科臨床において製作された補綴物が, どの程度の期間口腔内に装着されているか, あるいは口腔周囲組織と調和を保ちながら, 咀嚼・発音等の生理的機能を満たしているかを追跡調査することは, 補綴物のメインテナンスが重視されてきている近年, 特に重要と思われる. 高精度の適合良好な補綴物の製作に尽力することも勿論不可欠なことであるが, それらが長期間の使用に耐え, また顎堤粘膜・残存歯・顎関節等の組織に悪影響を与えないことがその最終目標であり, それらを全うすることがすなわちすぐれた補綴治療ではないかと考える. 特に総義歯は他の補綴物と異なり, 無歯顎を対象としているため, 歯牙喪失によって惹起された全ての機能変化と形態変化を回復しなければならず, 基礎及び臨床に於て種々の研究も成されているが, その他, 総義歯装着後の経過を観察することも, よりすぐれた補綴物を作製する上で貴重な参考資料となろう. 従来, 義歯装着後の予後調査については, 局部床義歯に於ける広範な報告が知られているが, 総義歯に関しては数少ない. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |