アブストラクト(16巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 電流が仮骨形成細胞の代謝性と仮骨の性状に及ぼす影響
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 片岡護
Authors(kana) : かたおかまもる
Organization : 神奈川歯科大学歯科矯正学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 16
Number : 1
Page : 148-150
Year/Month : 1981 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 近年, 矯正力による歯の移動時に生じる骨改造と電気的エネルギーによる骨改造とには重要な関係があるとする報告がある. そこで本研究では, 外力を加えた際に生じる電位差と骨改造との関係, とくに電気エネルギーが骨組織に与える影響について検討した. まず, 家兎大腿骨に約10μAを21日間通電し骨の改造を図った. これを組織学的に確認したのち, 生化学的に検索した. すなわち, 大腿骨骨髄をを採取し, succinate-1,4-14Cを加えた溶液中で37℃, 120分間incubateし, 有機酸, アミノ酸, および高分子物質の代謝について検討を加えた. さらに形成された新生骨のコラーゲンについて, アミノ酸組成, 一次構造さらに還元性分子間架橋結合をしらべた. 以上の結果つぎのようなことがわかった.
Practice : 歯科学
Keywords :