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アブストラクト(15巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 新しい根管充填用シーラーの検討 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 西崎弘 |
Authors(kana) : | にしざきひろし |
Organization : | |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 15 |
Number : | 1 |
Page : | 136-137 |
Year/Month : | 1980 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 根管充填は, 抜髄および感染根管治療における終末処置であり, その適否は, 根管処置歯の予後を左右する大きな因子とされている. すなわち, 根管系を気密に充塞することにより, 根管経由の物理的, 化学的そして細菌学的刺激を根尖歯周組織に与えず, さらに根尖部創傷を庇護するとともに, 根尖孔部における骨性瘢痕治癒を促進し, 永く歯の機能を維持させることを目的としている. 予後良好な根管充填を行うため, 多くの試みがなされており, 優秀な根管充填剤の探求も, その一つであり, 現在まで多数の根管充填剤が研究されて来ている. そのなかでも, 根管充填用酸化亜鉛ユージノールセメント製剤は, その根管封鎖性が優秀であるとして, また水酸化カルシウム製剤は根尖部における骨性瘢痕治癒を促進するものとして, 広く臨床で用いられている. そこで著者は, 酸化亜鉛ユージノールセメントと水酸化カルシウム製剤の両者の利点を取り入れるべく, 酸化亜鉛, 水酸化カルシウムおよびユージノール等の種々の配合を試み, 新しいペースト型の根管充填用シーラー(RCS)を試作し, 理工学的, 病理組織学的, および臨床的に検索を行い, つぎのような知見を得た. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |