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アブストラクト(15巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 歯科領域Reilly現象と自律神経-内分泌相関 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 持田昭 |
Authors(kana) : | もちだあきら |
Organization : | |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 15 |
Number : | 1 |
Page : | 133-134 |
Year/Month : | 1980 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 「目的」 歯科領域に於てひきおこされるReilly現象(自律神経過剰刺激症候群)と考えられる病変は実験的にも臨床的にも数多く見い出されている. この現象の背景には三叉神経と迷走神経, あるいは三叉神経と内臓神経との間に反射弓が存在しReilly現象発現時にはこの反射が増強することが推定されている. その反射電位が高まればそれを介して副腎を主として内分泌系にも影響を及ぼすものと考えられる. そこで本研究ではラットを用いて電気生理学的及び形態的に三叉神経の侵襲時に於る副腎及び腎の態度を観察した. 「方法」 ラットを用い無麻酔抜歯後抜歯窩にクロトン油を注入することによる持続的侵襲時に副腎神経叢より副腎へ入る枝から取り出した神経の自発放電の変化を観察した. 又同時に副腎及び腎の肉眼的及び組織学的, 超微形態学的な検討も併せ行った. 「結果」 三叉神経の持続的侵襲時に副腎神経叢よりの一枝からはbackground activityの著明な増強が見られた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |