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アブストラクト(33巻2号:神奈川歯学)

Japanese
| Title : | ヒト歯胚の発育過程および歯原性遺残上皮におけるbcl-2蛋白発現についての免疫組織学的検討 |
|---|---|
| Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
| Authors : | 山崎靖 |
| Authors(kana) : | やまざきやすし |
| Organization : | 神奈川歯科大学口腔病理学講座 |
| Journal : | 神奈川歯学 |
| Volume : | 33 |
| Number : | 2 |
| Page : | 116-117 |
| Year/Month : | 1998 / 6 |
| Article : | 報告 |
| Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
| Abstract : | 「論文内容要旨」 bcl-2 (B cell lymphoma and leukemia) geneはhuman follicular B cell lymphomaに高頻度にみられるt (14 ; 18)染色体転座の解析によって発見された癌遺伝子である. bcl-2 geneの遺伝子産物であるbcl-2蛋白はαとβに区別され, この内αはapoptosisを抑制する生理機能を有することが明らかにされている. 細胞内では, Bcl-2αは核膜やミトコンドリアに発現している. このbcl-2蛋白の細胞死抑制機能は, 細胞増殖の優位性を中心に考えられてきた発癌機構の分野ばかりでなく, 免疫学や神経学の分野でも注目されている. 一方, 歯の発育は胎生6週頃から上皮-間葉系の相互作用によって始まる. 歯の原基となる歯胚は蕾伏期, 帽状期, 鐘状期を経て発育する. 歯冠形成が進行すると, 口腔粘膜上皮とエナメル器をつないでいた歯堤上皮細胞は消失する. |
| Practice : | 歯科学 |
| Keywords : |